preventive 予防歯科

予防について

今まで歯科医院は、歯が痛くなってから行くものでした。
しかし虫歯になってから歯を失ってからでは手遅れです。また歯周病で溶けた顎の骨は元には戻りません。そのため最近では歯が悪くならないように予防していく事が重要になってきました。
治療する前に予防する事がこれからの歯科医院のスタンダードとなってきます。

バイオフィルムマネジメントの重要性

虫歯や歯周病はバイオフィルムが主な原因となるため、バイオフィルムをマネジメントがしやすい環境を作ることが大切です。そのため、歯周治療や歯肉炎の治療から行います。虫歯や歯周病のリスクを知った上で予防の取り組みが出来ていない環境で悪いところを削って詰めるだけでは繰り返し虫歯は出来続けます。 (急性症状がある方は先に治療を優先して行い区切りのいいところで場合もあります。)

スウェーデンスタイルの予防歯科

当院では、予防歯科の先進国スウェーデンのイエテボリ大学で毎年研修を行っている歯科医師が治療を行っております。

スウェーデンスタイルの予防歯科

世界最先端と言われる、スウェーデンスタイルの予防歯科治療を提供いたします。

 

スウェーデンスタイルとは

虫歯や歯周病治療はスウェーデンでは、50年前から予防する文化がエビデンスでも確立されています。近年では、歯並びが悪いことは原因があると言われており赤ちゃんから予防することが可能な時代になりました。歯周病と全身疾患も深く関係していますが、近年では歯並びが原因での全身疾患も深刻になってきています。

歯を健康な状態で残すことは、クリーニングを定期的に行うのだけではできません。 診断のもと、なぜ虫歯や歯周病になってしまったかを原因を患者さんと一緒に考えて健康な状態に導くためのプログラムを組んでいくことが予防歯科の成功の鍵になります。 健康なお口づくりには生活習慣から見直していく必要があります。そのためには、患者様の生活背景に合った予防プログラムや治療計画を歯科医師、歯科衛生士でサポートできるようにしていきます。不安なことがあったら是非お話ししてください。

日本とスウェーデンの予防の違い

定期健診で歯を守る

北欧の国スウェーデンでは、予防の先進国です。
もともと、スウェーデンは、歯周病や虫歯に悩まされている人口が多かったのですが、状況を深刻に考えた1970年代のスウェーデン政府が、予防を義務化させることによって、著しく変化しました。
約9割のスウェーデン人が予防に対して、積極的に検診しているのに反し、日本人はその3分の1にも満たしていません。

日本とスウェーデンの予防・クリーニング

現在、日本の80歳の方で残存している歯の本数の平均は12本です。昔よりは、よくなってはいますが、スウェーデンの20本にはまだまだ到底及びません。
その差は、歯科の定期検診の受診率にあります。スウェーデンの受診率は80%以上に対し、日本の受診率は10%未満とほとんどの日本人が受診していません。

20本の歯が残っている方は、認知症などの病気の罹患率も低いというデータもあるぐらいです。自分の将来のためにも、定期的に検診を受け、虫歯になる前に細菌を除去して、お口の健康をより長く維持していきましょう。

お口の健康診断

当院での予防の取り組み

  • 今ある歯を大切に
  • 一本の歯を大切にする歯科医院を目指します
  • 削ってつめる時代から予防の時代へシフトを目指します。
  • むし歯や歯周病の進行をとめるために、ライフスタイルや全身疾患から分析し、
    患者さん一人一人に合わせたオーダーメイドスタイルの予防を提案します
お口の健康診断

つめものをつめたままで放置していませんか?
つめものは一度つけただけで終わりではないんです。時間が経つとつめものと隙間が広がって痛くもないのに、むし歯になっていることがよくあります。
これは、歯科医院でしか行えないケアです。当院では、10倍の拡大鏡を用いて検査していきます。