寝ている間に歯をギリギリとすり合わせたり、カチカチと鳴らしたり、グググっと強く咬み合わせるのが歯軋りです。
歯ぎしりがひどいと歯根破折と言って歯が割れてしまうことがあり、最悪の場合、歯を抜かなくてはならなくなります。
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上下の歯をすり合わせる |
上下の歯を強く噛み締める |
小刻みに歯を鳴らす |
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かみ合わせが悪いと、食事などで噛んだ時に歯がずれた位置や方向に収まってしまい、噛むたびに顎がずれた状態になります。
この状態が続くと顎の関節や周りの筋肉に負荷がかかり「顎の関節がカクカク鳴る」「口が開きづらい」「口の開閉で痛みを感じる」などといった症状が表れます。これが顎関節症です。
顎関節症の症状は、「単なるあごの筋肉痛」といった軽い症状から、「あごの関節の骨が変形する」という重い症状のものまで、幅広く存在します。
今はあごがカクカク鳴っているだけでも、そのうち進行すると口が開かなくなったり、あごの関節が変形してくる恐れもあります。
顎に違和感を感じることがある時は、早めに歯科医院に相談することをおススメします。