お子様は日々成長していくため下の永久歯が生えて来てはじめて『おや?歯並びが。。。』と気づくママさんたちがほとんどです。
歯並びは遺伝的な要因が20%を占めており残りの80%は後天的な環境因子が原因と言われています。矯正治療もただワイヤーやマウスピースをつけるだけでは歯は綺麗に並ぶけれど、お口の機能がきちんと発達しないままにしておくと必ず後戻りをしてしまいます。
当院での予防矯正は、ただ歯並びを治すだけでなく口腔機能からアプローチしていくことでお子様それぞれの状態に合わせたプログラムで口元や顔つきも変わり滑舌の改善にも繋げるというものです。
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乳歯列が完成する前にお口のポカンや滑舌などが悪い場合、お口周りの癖について今後起こりうる歯列不正など保護者の方にご説明しています。
極力早期発見することで学習しやすくなります。
また、口蓋扁桃や鼻疾患がある場合は耳鼻科への受診をお勧めしています。
治療の流れ
お口の機能訓練に取り組む年齢は早ければ早いほど重症化を防ぐことが出来ます。成長期を過ぎてしまうとなかなか改善しにくいと言われています。そのため下顎が成長期に入るまでの時期に機能訓練を終わらせることが望ましいのです。機能訓練は健康保険で行うことが可能ですが、よりきれいな歯並びやお顔づくりをご希望の方には機能訓練に加えてプレオルソやT4Kといったブロック型の予防矯正治療に移行していきます。
近年、小児の睡眠時無呼吸症候群が増加していると言われています。
原因は舌が下がる癖(低位舌)や口呼吸が大きく関係しています。
これらの癖は鼻疾患やアレルギーを引き起こしやすくなるとも言われています。
舌が下がった状態で口を開けている事で空気の通り道が圧迫する事でいびきをかきます。
いびきは睡眠の質の低下や、脳の発達にも大きく影響を及ぼします。
また、交感神経がいつも興奮状態なのでイライラしやすくなるとの報告もあります。
これが、幼少期であれば歯科的にアプローチを行うことで未然に防ぐことも出来ます。
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町田歯科医院では、患者様のお口から始まる健康づくりを応援します。ライフステージを通して食べる機能を維持することは健康寿命の延伸に大きく関わり生活の質を向上させます。
よく噛むこと、バランスの良い食生活がお子様の成長や顎の発達、虫歯予防に寄与します。私たちはお口の専門家として妊婦検診から始まり生まれてくる赤ちゃんの離乳食の始め方やお子様の正しい食事の方法についてのご相談も受け付けております。お気軽にご相談ください。
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不正咬合とは、歯並びが悪いために、正常な咬合(噛み合わせ)を行えない状態のことです。
気になる症状のある方はスタッフまでご相談ください。
上顎前突 | 開咬 | 過蓋咬合 | ||
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横から見た時に 上の歯が出ている |
奥歯は噛むけど 前歯が閉じない |
上の歯が下の歯に 覆いかぶさっている |
反対咬合 | 叢生 | |||
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下の歯が前に出て 受け口になっている |
歯並びが デコボコになっている |
Ⅰ期で終了される患者さんもいれば、Ⅱ期治療をされる患者さんもいらっしゃいます。
Ⅱ期治療を希望される場合にも、Ⅰ期治療をしておくと大きなメリットがあります。
Q.どんな治療効果がありますか?
Q.マウスピース矯正のメリットは?
A.小児矯正用マウスピースには、上記の治療効果の他にも「他の装置よりも、装着しやすい」という特徴があり、安心・安全に治療に取り組んでいただけます。
柔らかい 素材 |
取り外し 可能 |
上下一体の 構造 |
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通院時 |
必ず装置を持ってきて下さい。 |
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ご自宅 |
日中(1~2時間) 装置を入れて口を閉じたり、話をする練習をします。 |
就寝時 装置を入れた状態で寝ます。 |
さらに治療効果を高めるために、以下のようなトレーニングを併用することがあります。
※年齢や症状により、治療法が異なることがあります。詳しい症状についてはカウンセリング時にご相談ください。