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仕上げ磨きを楽しく行う方法

2019.05.22

「歯磨きをしなければいけない」という意気込みが強すぎて、お子様が歯磨きにストレスを感じないようにするための工夫として、親子で仕上げて「歯ブラシは気持ち良い・楽しいこと」という概念を小さい頃から養っていきましょう。

なぜ嫌がるのか?

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歯ブラシを嫌がる理由は、ツバが溜まると苦しい、上唇のスジがブラシに当たると痛い、歯ブラシが大きすぎるために歯肉に当たるのがイヤだ、など様々な理由があります。

いつ、誰によって感染するのか?

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生まれたての赤ちゃんには、歯が生えていないので、むし歯菌はいません。むし歯菌は、主にお母さんから感染します。だからと言って、極端に考えすぎる必要はありません。スキンシップは、親子の愛を育むために大切なことです。

まずは、お母さんがお砂糖を控える事や、普段からきちんと歯磨きできることが大切です。

お母さんに未治療のむし歯があり、絶えずお菓子を口にしているとお母さんのお口の中の細菌の占める虫歯菌の割合が高くなります。

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むし歯予防の第一歩は、お母さんにかかっています。まずは、むし歯を治療して、キシリトールガムを噛むことでお母さんのお口の中の菌の数を減らすと感染を最小限に留める事が出来ます。

奥歯が生えるころ1歳7カ月が卒乳の時期の目安ですが、その頃にはお食事できる種類も増えるとむし歯菌に感染しやすくなります。この時期から2歳7カ月(乳歯が完成する)までが一番感染しやすい時期です。
この時期に、お母さんのお口の中にむし歯菌がたくさんいると、ほぼ確実に赤ちゃんに感染してしまいます。

いったん感染すると、どんなに熱心に歯磨きをしてもむし歯菌は簡単にいなくなりません。

最初はうまく磨けなくてもいいのです

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寝かせ磨きが一般的ですが、泣く子供を押さえ付けて無理やり磨くのではあまり意味がありません。歯磨きを好きになってもらうこと。歯磨きをすると気持ち良いということを分かってもらえることを目的と考えてください。

歯磨きの時間はスキンシップの時間

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ますは、膝の上にはお子さんの頭を寝かせてお口の周りの緊張を解くために歯ブラシで優しくベロをタッチしたり頬っぺたの緊張をほぐすことから始めてみてください。

お母さんが楽しく歯磨きしている姿をお子さんに見せるようにしてください。