column 医院コラム

スウェーデンスタイルの予防歯科とは

2023.05.23

虫歯や歯周病治療はスウェーデンでは、50年前から予防する文化がエビデンスでも確立されています。近年では、歯並びが悪いことは原因があると言われており赤ちゃんから予防することが可能な時代になりました。歯周病と全身疾患も深く関係していますが、近年では歯並びが原因での全身疾患も深刻になってきています。

歯を健康な状態で残すことは、クリーニングを定期的に行うのだけではできません。
診断のもと、なぜ虫歯や歯周病になってしまったかを原因を患者さんと一緒に考えて健康な状態に導くためのプログラムを組んでいくことが予防歯科の成功の鍵になります。
健康なお口づくりには生活習慣から見直していく必要があります。そのためには、患者様の生活背景に合った予防プログラムや治療計画を歯科医師、歯科衛生士でサポートできるようにしていきます。不安なことがあったら是非お話ししてください。

バイオフィルムマネジメントの重要性

虫歯や歯周病はバイオフィルムが主な原因となるため、バイオフィルムをマネジメントがしやすい環境を作ることが大切です。そのため、歯周治療や歯肉炎の治療から行います。虫歯や歯周病のリスクを知った上で予防の取り組みが出来ていない環境で悪いところを削って詰めるだけでは繰り返し虫歯は出来続けます。