column 医院コラム

スウェーデン研修

2019.10.08

8月末に、昨年に引き続きスウェーデンにあるイエテボリ大学で研修に行ってまいりました。
予防歯科の世界的権威のピーター教授や歯周病科のトード教授による講義や世界の最先端をゆく新しい技術や機器の数々を真近で接する事ができとても刺激的な1週間となりました。
日本にはまだまだ普及していない技術、機器も多くそれらが日常的に使用されているのを目の当たりににすると歯科医療の差を強く感じます。
かつて、日本と同じように 『痛くなったらはじめて歯医者に行く』といった意識のスウェーデン国民がどうしてこの50年でこんなにも予防歯科に目覚めたのでしょうか?
それは国策もさることながら、一般歯科医が国民に予防歯科の重要性をしっかりと啓蒙した事が大変大きいのだと考えています。
そして『できるだけ削らない』を診療の基本におき予防に取り組んだ結果が現在の予防歯科先進国スウェーデンを作りあげたのだと思います。
町田歯科医院では、このスウェーデンの考え方を日本人の生活習慣に合わせながら取り入れて、患者様のお口の健康を守るお手伝いをいっしょにしてゆきたい。そんな風に考えています。